不動産投資における経費の使用について
現在会社員兼、Web関係の個人事業主をしています。
この度不動産を現金一括で取得することになりました。
これから不動産投資をしていくのですが、計画としては年内で複数の物件を購入していくわけではないのでまだ不動産に関する法人の設立については考えていない状態です。
節税のために不動産投資で購入したものなどについては経費として計上したいのですが、現在のWeb系の個人事業主の収益と併せて計算してしまってもいいのでしょうか?
もし個人で不動産投資を進める場合は別途個人事業主として開業した方が良いのか(必要なのか)も教えていただきたいです。
税理士の回答
不動産投資というのが不動産賃貸のことであれば、不動産賃貸は不動産所得になり、web関係の所得とは異なる科目になります。
会社員の給与所得、web関係の事業所得(副業であれば事業所得ではなく雑所得です)、不動産賃貸の不動産所得は総合課税なので損益通算できますが、不動産所得で経費にできるのは建物の減価償却費や固定資産税、維持管理費程度で、これら以外の経費は相当な規模でないと過去の裁決事例や判例で否認されています。
前田様、ご回答ありがとうございます。
なるほど、webの方は開業届を提出し、青色申告していますので事業所得になるかと思っていますが、不動産所得に関してはほとんど経費として扱えないということがわかりました。ありがとうございました。
会社員の副業は原則として雑所得です。
開業届は提出すれば受け付けられますが、それを以て税務署が副業を事業所得と認めた訳ではありません。
なるほど、個人事業主になれば事業所得になると勘違いしておりました。ありがとうございます。
本投稿は、2022年07月04日 19時54分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。