レシートに記載のある端数処理について
仕入先である酒屋の下記のレシート内容の端数処理勘定科目と仕訳は
どのように計上したら宜しいでしょうか。
小計 ¥3,772
税 ¥362
端数処理 ¥-34
合計 ¥4,100
内消費税 (¥362)
(10%対象 ¥3,344
内所費税 ¥304)
(8%対象 ¥790
内消費税 ¥58)
税理士の回答
10%対象の値引き
34×3,344/(3,344+790)=27.5円→28円(税込)
(借方)現金預金又は買掛金28円/(貸方)仕入値引28円
8%対象の値引き
34×790/(3,344+790)=6.4円→6円(税込)
(借方)現金預金又は買掛金6円/(貸方)仕入値引6円
上記のようになると考えられます。
ご回答ありがとうございます。
税込からの値引き消費税区分はどのようになるのでしょうか。
宜しくお願い致します。
10%対象
(借方)現金預金又は買掛金28円(対象外)/(貸方)仕入値引28円(課税仕入返還10%)
8%対象
(借方)現金預金又は買掛金6円(対象外)/(貸方)仕入値引6円(課税仕入返還軽減8%)
です。
ご回答ありがとうございます。
値引き28円(課税仕入返還10%)計上致しますと税額2円が表示されるのですが
そのような場合は、税額修正で0にしても宜しいのでしょうか。
宜しくお願い致します。
いいえ、当初の回答の通り全て税込で計算しますので、仕入に係る対価の返還等28円×10/110=2円が課税仕入に係る消費税額から控除されますから、0にしてはいけません。
①課税仕入に係る消費税額 362円
②課税仕入返還に係る消費税額 2円
①‐②=360円が仕入税額控除の対象です。
消費税は事業者が恣意的に減額できるものではありませんので、そもそもレシートに記載された端数処理後の内消費税362円が間違えています。
こちらの仕入先のレシートは全てこのように計算されております。
レシートに記載されている消費税額に合わせていかなくても良いのだと分かり
安心いたしました。
ご丁寧にご教示くださりありがとうございます。
本投稿は、2022年08月22日 09時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。