法人設立時の仕訳について
下記内容の処理にて正しいか確認していただけますと幸いです。
●法人を設立(7月9日)
7/9:創立費/未払金(~7/8までの領収書)
7/9:開業費/未払金(7/9~8/2までの領収書)
●開業日前に仕入れた材料費
7/9:仕入れ/未払い金→
【質問】これは売上がたった時に、未払い金を処理すればいいですか?
●8月3日に売上商品発送があったが、現金がなかった為個人で建て替えた
8月3日:売掛金20,000/売上20,000日
8月3日:通信費500/立替金500
●5日に売り上げ代金の確認をした
8月5日:普通預金20,000/売掛金20,000
8月5日:立替金500/普通預金500
ご教授いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

●法人を設立(7月9日)
7/9:創立費/未払金(~7/8までの領収書)
7/9:開業費/未払金(7/9~8/2までの領収書)
あえて、創立費や・開業費にしないでもよい。
してもよい。
●開業日前に仕入れた材料費
7/9:仕入れ/未払い金→
【質問】これは売上がたった時に、未払い金を処理すればいいですか?
>正しい仕訳です。
売りあがった時ではなく、
未払金を支払ったときに、仕訳をします。ので、いつでも良いです。
●8月3日に売上商品発送があったが、現金がなかった為個人で建て替えた
8月3日:売掛金20,000/売上20,000日
8月3日:通信費500/立替金500
個人では立替金でしょうが、法人は、立て替えてもらっているので、
借入金や、仮受金の負債科目を使います。
●5日に売り上げ代金の確認をした
8月5日:普通預金20,000/売掛金20,000
8月5日:立替金500/普通預金500
立替金ではなく 上記負債科目です。

●法人を設立(7月9日)
7/9:創立費/未払金(~7/8までの領収書)
7/9:開業費/未払金(7/9~8/2までの領収書)
このような処理で良いと思います。
創立費は会社の設立に直接要した費用ですので、
定款認証や登記費用となります。
開業費は開業準備に要した費用となります。
●開業日前に仕入れた材料費
7/9:仕入れ/未払い金→
【質問】これは売上がたった時に、未払い金を処理すればいいですか?
仕入は仕入れた時に計上しますので、7月9日で結構です。
ただ、仕入代金の未払いは「買掛金」という科目を使いますので、
仕入/買掛金
となります。
●8月3日に売上商品発送があったが、現金がなかった為個人で建て替えた
8月3日:売掛金20,000/売上20,000日
この仕訳は正しいです。
8月3日:通信費500/立替金500
会社からみると社長個人に立て替えてもらっているので、
貸方科目は立替金ではなく、借入金又は未払金となります。
●5日に売り上げ代金の確認をした
8月5日:普通預金20,000/売掛金20,000
この仕訳は正しいです。
8月5日:立替金500/普通預金500
この仕訳の借方は「借入金」又は「未払金」となります。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2020年08月05日 02時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。