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SESビジネスにおける売上と仕入の仕訳について

合同会社を設立し、SES事業を行っております。
経理はMFクラウド会計を使用しております。

主にクライアント→弊社→個人事業主(もしくは下位企業所属の社員)といった商流で成り立っており、支払いサイトが35日や60日となることが多く、売上や仕入をどのタイミング計上したら良いか悩んでおります。
以下の条件で売上や仕入が発生した場合、どのように仕訳をするべきでしょうか?

【前提条件】
・売上(クライアント→弊社に支払い): 800,000(税抜)
・仕入(弊社→個人(もしくは下位企業)に支払い) 700,000(税抜)
・支払いサイト:末締翌々月10日払い(40日サイト)

【質問したいこと】
・人材が商材となるSESビジネスにおける、適切な勘定科目はあるか
 →業務委託費、外注費などを利用する必要があるか
・(売上)10月度の稼働分の売上が12月10日にクライアントから入金となる場合の、発生時と入金時の仕訳
・(仕入)10月度の稼働分の仕入が12月15日に個人(もしくは下位企業)支払いとなる場合の、発生時と支払い時の仕訳
・SESビジネスにおいては、経理方式は税込、税別(仮払、仮受を利用)のどちらが良いか

税理士の回答

法人会計において、売上や仕入などは発生主義(実現主義)により計上します。
したがって、10月稼働分であれば以下のように処理します(仮受消費税・仮払消費税は度外視します)。
 10月31日 売 掛 金 800,000 / 売 上 高 800,000
       外 注 費 700,000 / 買 掛 金 700,000
 12月10日 現金預金 800,000 / 売 掛 金 800,000
 12月15日 買 掛 金 700,000 / 現金預金 700,000

経理方法(税抜経理・税込経理)は法人が任意に選択できますが、消費税免税事業者は、税込経理しか選択できません。
なお、税抜経理・税込経理はそれぞれメリットデメリットがありますので、法人にとって都合のよい方法を選択することになります。

本投稿は、2023年12月01日 13時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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