支払調書記載方法
令和6年に土地と建物を購入したのですが、契約書には土地と建物の金額が区分されておらず、消費税の記載もありません。
支払調書には物件の種類ごとに支払金額を記載する必要があると思いますが、どのように記載したらよろしいでしょうか?
総額の金額のみの記載でよろしいでしょうか?それとも経理上では固定資産税評価額で按分していますのでその按分金額を記載したらよろしいでしょうか?
税理士の回答

こんにちは。
契約書等に消費税の記載すらないような場合には、固定資産税評価額による按分をする前に、購入元に問い合わせるのが良いでしょう。
相手方も建物の課税売上と土地の非課税売上を区分して経理しているはずですので、回答を得られるかと思われます。
ご回答ありがとうございます。
購入元は個人の方なので経理はしていないかと思われますがいかがでしょうか?

代金総額の内訳が一切わからないということであれば、固定資産税評価額の金額を用いた按分計算も一定の合理性があるものと思われます。ただし、原則として、実際の売買取引の内訳がわかる場合には、その割合により計算することとされていますので、むやみに固定資産税評価額の割合等で案分しないようご注意ください。
当社の経理上では固定資産税評価額の金額を用いた按分計算で処理しています。
支払調書にはむやみに按分せず総額がいくらとわかるように記載方法でもよろしいでしょうか?

土地・建物を区分して記載し、支払金額の欄は質問者様が採用している経理方法に基づく按分後の金額を記載した上で、適用欄には、内訳不明のため固定資産税評価額の比で按分した旨を記載しておくのが良いでしょう。
本投稿は、2025年01月07日 17時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。