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税理士事務所を変えるか悩んでいます

現在の顧問契約をかわしている税理士事務所に不満がり、信頼できない状態です。ただ、法人成してまだ1年ということもあり、事務所を変えるべきか悩んでいます。
<背景>
現在顧問契約を結んでいる会社とは、個人事業主1年、法人成してから1年となり、現在初めての法人の申告処理中となります。
この1年、月次決算の報告が毎回遅れます。(担当が変わってから、事前に「できないので遅れます」の電話連絡はあります)ひどいときは、翌月にももらえません。
たとえば、当社は2月決算なのですが、2月の月次報告もなく、現在もまだ、初年度の決算報告がまとまっていない状態です。(例のごとく、「遅れるとの連絡だけは入ってます」)。
もちろん、3月の月次報告もありません。
契約を交わした際にや、「期限はまもる。きちんと誠実に処理する」とのことでしたが、担当替えのときも、月次の面談時に突然後任者をつれてこられて、知らされるというような、会社員時代では経験がないようなひどい対応でした。
当社は貿易関係の仕事をしており、少し特殊な会計処理をお願いしています。なので、末永くお付き合いをするつもりだったのですが、現在、かなり悩んでいます。
他の税理士事務所もこのようなものなのでしょうか?

②会社として事務所を変えることに対して、次の懸念があります。
1)すぐに税理士事務所を変更して、当社の損にならないか
2)税務調査が入った場合、税理士事務所を変えてしまった場合、それ以前の対応に不安がのこる

という点です。
私は、法人経営ははじめてなので
①取締役会のあり方(役員報酬の改定等をする場合の議事録の作成等)
②節税対策(消費税対策・保険)
③法律に関する問題が生じた場合の助け(弁護士事務所ではないことは理解していますが、紹介をしてもらえたり、おおまかな感触をきいてもらえるか)

などの不安が常につきまといます。

このような状態でも、現在の税理士事務所(一応全国展開している)とだましだまし付き合いを続けていくか別の事務所を再度探すか(その場合は、現在の処理内容を知ってもらうために、一緒に現在の事務所へのヒアリングに行ってもらいたいと希望しています)、かなり悩んでいます。

あいまいな質問で恐縮ですが、アドバイスをいただけると助かります。


税理士の回答

変更を検討されても良いと考えます。
短期間に税理士事務所を変えることは良くないと言われることもありますが、それは会社側が無理な処理を税理士事務所に要求し、顧問契約が切れる場合であって、税理士事務所から良いサービスを受けることができないから変更するということは当然の事であると思います。

こんにちは。
税理士は例えば日税連のHPから検索することができますので、もし現在の税理士に満足できないようであれば他の税理士を探してみるのもいいかと思います。
現在の税理士事務所との契約を打ち切る前に、一度話し合いの場をもたれることをお勧めします。
どういう点を改善してほしいのか、コミュニケーションの場を持つことです。
それができないのであれば、正直他の税理士にお願いしたほうがいいと個人的には思います。
税務業務は納期がある仕事ですので、いつくらいには納品する(申告書を作成し、提出する)等の連絡があればいいのですが、そのようなコミュニケーションができないのであれば顧問料が多少高くなっても別の税理士に当たってみられてはいかがでしょうか。
税理士事務所側も貴社の取引内容が複雑で時間がかかるということはあると思いますので、そのあたりも含め、なぜサービスの提供が遅くなるのか、申告納付には最低限間に合うスケジュールでやってくれているのか等、説明を求めていいと思います。
第一期目の決算が終わっていない状況ですと、なかなか税理士を変えるのは大変かと思いますので、決算申告が終わって話し合う時間を取られるといいと思います。
なお、税理士事務所だけでは完結しない業務(例えば法律関係業務等)は他の専門家との連携が必要です。
この点も他の専門家とのつながりがしっかりとある税理士にお願いすべきでしょう。
税理士事務所が受けられない職域の業務であれば、別に顧問弁護士等をつけるのもひとつです。この点も信頼できる税理士から紹介してもらえるようであればベストではありますが…。
他の税理士にお願いするとなったとき、その税理士と前任税理士事務所へ訪問するのは難しいと思います。
法律上の係争になっているのであればともかく、サービスの質が悪いという理由で税理士を変えたのであれば、またその税理士との信頼関係を築いていくしかないのですが、現在の帳簿や証憑類(請求書や領収書等)があればきっと対応してくれると思います。
その際、できるだけ貴社のビジネスの内容や求めるサービスの内容、お願いする税理士事務所でどこまでやってくれるのかを明らかにし、契約書を締結しておくべきでしょう。
税務調査対応については、制度的には過年度分も含めてそのときにお願いしている税理士が対応することができますので、そこまで請け負ってもらえるかを明確にしておくといいと思います。
貴社の事業がスムーズにいきますよう、祈念しております。
以上、ご参考になれば幸いです。

藤本様
お返事、ありがとうございます。
やはり、「処理があたりまえのように遅れる」とうことは、普通ではないですよね。
自分の会社の月次決算はおそらく、毎月きちんとされているでしょうし…。
次こそ信頼できる事務所に出会えるように、情報収集をしていこうと思います。
お返事ありがとうございました。

田畑様
お返事、ありがとうございます。
話合いはしているのですが、毎回直前に「処理が遅れているのでもう少しまってくれないか」との連絡がはいってきます。
「当たり前のことを当たり前のように」してもらえてふつうだと思っていたのですが、「税理士事務所はどこもこんなもの」なのかがわからず、グダグダと悩んでおりました。

一応、会社の申告も、間に合うようにはしてもらえるのですが、2月決算で4月13日(金)の本日までに確定していないのも、よくあることなのかどうかわからなくなっていました。
(もちろん、毎月、その月の領収書は提出しています)

様子を見ながら、次を探していこうと思います。
お返事、ありがとうございました。

本投稿は、2018年04月13日 13時56分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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