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圧縮記帳の仕訳方法について

法人で経理をしています。
IT補助金が出たので圧縮記帳を検討しています。
下記の状態で問題があれば、ご指摘お願いします。

◇ソフトウェア 250万
◇メンテナンスパック 9万
◇ソフトウェア購入に際するその他の経費 11万
◆補助金 支払総額に対して50%分→135万補助

上記の場合、明細通り仕訳を起票するとソフトウェアの無形固定資産と
当期に計上できるその他の経費と分離できる状態です。
しかしながら、補助金の対象が支払総額に対しての50%です。
迷っているのは以下の仕訳です。

①ソフトウェア270万/現預金270万
 現預金135万/雑収入135万
 固定資産圧縮損135万/ソフトウェア135万

②ソフトウェア250万 /現預金270万
 支払手数料 9万   /
 その他の経費 11万 /
 現預金135万/雑収入135万
 固定資産圧縮損 125万/ソフトウェア125万
 
①がシンプルで一番わかりやすいのではないか?
②はソフトウェアを少なく計上するので補助金分10万円は課税所得には
なってしまうのですが経費計上分20万は当期の損金にできるのではないか?

①が良いとは思うのですが、②は可能なのでしょうか?
宜しくお願い申し上げます。

税理士の回答

 メンテナンスパックやその他の経費は、資産の取得価額に入れるべきものであれば、①の処理が正しいです。
 しかしながら、メンテナンスパックやその他の経費が一時の損金に算入することができて損金算入を選ぶのであれば、それに対応する補助金ですから、②が正しい処理です。
 経費を賄うための国庫補助金等は、圧縮記帳の対象になりません(というか、損金を補助する部分ですので、圧縮する必要がありません。)

詳しいご説明ありがとうございます。
②で処理しようと思います!

本投稿は、2025年08月20日 11時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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