顧客負担の立替の切手代の仕訳について
個人事業主で私自身で仕訳を行っており、消費税を含めて分からないことがありお問合せします。
当方では切手代を購入した際はすべて以下の方法で仕訳しております。
(切手購入時)
通信費 / 未払金
消費税
今回顧客からの要望で買い置きしている切手を使用し、後日報酬請求の際に切手代をお客様から実費として回収します。
その仕訳について以下の方法で行う予定ですが、この仕訳で問題ないでしょうか?
(請求時)
売掛金 / 売上金 (売上金には切手代を含めます)
(回収時)
現金 / 売掛金
消費税 ← この消費税は切手代を含めない売上金のみに対する消費税です。
税理士の回答
山口勝己
方法は種々あるかと思いますが、わたしは売上に計上せず、消費税も考えない経理方式をとります。
取引先などの他者の費用を一時的に立て替えた場合は、後日回収することを前提に「立替金」勘定を使用します。
立て替えたとき
借方:立替金 貸方:現金
返金されたとき
借方:現金 貸方:立替金
いずれも消費税対象外取引ですね。
これが面倒な場合には、全てを売上、全てを経費として仕訳する方法もあるかと思います。客負担の経費を売上に含めるか、立替金(預かり金)にするかは、個人の裁量です
本投稿は、2025年11月28日 09時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







