長期借入金の返済の記載について
新規に事業を始めます。
公庫から1900万円借ります。
返済する場合の元金、利子の仕訳はどうすればいいのでしょうか。
また、元入金と事業主借の違いを教えてください。
税理士の回答
借入金は下記の様に仕訳します。
借入時
(普通預金)/(長期借入金)
返済時
(長期借入金)/(普通預金)
(支払利息)/(普通預金)
事業主借も元入金と同じ性質の勘定科目です。
事業主借、事業主貸、の勘定科目は、翌期首には元入金勘定に振り替えられます。
次のような仕訳になります。
【借入時】
・普通預金 1900万 / 長期借入金 1900万
【返済時】
・長期借入金 ××× / 普通預金 ×××
・支払利息 ×××
(元金と利息に関しては返済計画表に毎月の明細が記載されていますのでご確認下さい。)
元入金は事業のために確保してある資金とお考え頂くと良いと思います。
事業主借は事業のために事業主個人の資金を補充する資金のことになります。
開業前経費について教えてください。
開業前に事務用品等を現金で購入してます。
中には、収入印紙、印鑑証明等の非課税のものと8%課税のものとありますが、
どの時期に計上すればいいのかと、開業費を消費税有り無しと分けた方がいいのでしょうか。
現金は80000円準備して、開業日前に約65,000円使ってます。
この場合の仕訳を教えてください。
残ってる現金は、どのように処理したらいいのでしょうか。
よろしくお願いします。
開業準備の費用は、開業費として計上する事ができます。
ご質問者が消費税の課税事業者でなければ、開業費については、課税、非課税を気にせずに集計されて良いと考えます。
課税事業者で税務署に届出をします。
この場合は、別々の仕訳になりますか。
また、現金の残金の仕訳はどうすればいいですか。
消費税の課税事業者の選択届を提出するのであれば、区別をして集計されたら良いと考えます。
現金は、(現金)/(元入金)、又は、(現金)/(事業主借)のどちらでも良いと考えます。
本投稿は、2019年06月29日 08時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。