開業しての、帳簿のつけ方
fcで開業しました。しかし経理が初心者のため、現金出納帳をつけなければならないのはわかるのですが、最初のつけ始めがわかりません。
開業届を出す以前に、fcの本社へ加盟金や研修会の為の費用、事業車(新車)の購入を自分の預金から支払いをしました。そして、金融公庫からの融資を元金として、開業後はそこから経費に当たる物を購入しているのですが、その場合、現金出納帳はどのように記入して行ったらいいのでしょうか?
よろしくお願い致します。
税理士の回答

仕訳にて説明しますが、分かりずらいようでしたら申し訳ございません。 本来、最初に少なくとも「元入金(資本金)」を入れてスタートしますが、便宜上「事業主借」を使用させてください。
仕訳では、現金が借方(左側)にあるときは入金 貸方(右側)に記載している時は出金となります。
1 加盟金への支出は、事業主から同額を借り支出したとして現金出納帳の入出金に記載します。
現金 / 事業主借
出資金 / 現金
2 同様に、費用についても同じように記載します。
ただし、開業までは「開業費」として資産とする必要があります。
現 金 / 事業主借
開業費 / 現 金
3 車両は減価償却資産なので
現 金 / 事業主借
車両運搬具 / 現 金 となります。
4 金融公庫から借入れをした際には預貯金に入金されるでしょうから
普通預金 / 借入金 (現金出納帳には記載されません)
5 引き出した時に
現金 / 普通預金 となり、
それぞれ経費の支払のため現金を支出した時に
××× / 現金
としてその内容を「現金出納帳」に記載します。
ご回答頂いたものに、また質問なのですが、金融公庫からの借入れ金額を資本金としては出納帳には書けないということでしょうか?
すみません理解がなかなか難しいもので。

資本金とは返済の必要のない事業資金を指します。
個人事業の場合は事業を行う元手(元入金)となります。
金融公庫からの借入は返済すべき金員ですので、「資本金=元入金」処理はできません。
もちろん、個人(私)で借入を起こし、事業の「資本金=元入金」とすることは可能ですが、支払利息が経費計上できなくなります。
そうなんですね!根本的に理解出来ておらず、馬鹿な質問を致しまして申し訳ありませんでした。わかりやすく丁寧迅速にお答え頂きありがとうございました!

ベストアンサーをありがとうございます。
経理が初心者ですので仕方がありません。
FCですので、オオモトとの取引は、本社からの仕訳・経理を引き継ぐこととなると思います。
大変だとは思いますが、「貸借対象表」を作成する「複式簿記」を採用されるよう頑張ってください。そのうえで、現金出納帳の記帳は基本的なことであり、とても大事なところですので、早めの確認は良いことだと思います。
なお、個人事業者の方で貸借対照表を添付されますと、65万円の青色申告特別控除額がありますので、節税になります。
本投稿は、2019年06月29日 17時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。