[資金調達]余剰資金の運用について - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
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余剰資金の運用について

会社の余剰資金を証券会社で運用しようと思います。
・法人名義口座にするのと、みなし役員名義にするのとではどちらが適していますか?
・銀行の支払いで資金が必要になった場合には、そこから銀行口座に移動させることも考えています。そのときの勘定科目は「役員借入金」であっていますか?
ご回答お願いいたします。

税理士の回答

税理士ドットコム退会済み税理士

運用するのではなく、万が一に備えて会社に残しておく。会社名義で、経営者の万一の事故に備える保険に加入するといったものが結果的に有用な運用になることもあろうかと存じます。
会社自体の経営成績がよろしいのであれば、顧問税理士の方に相談されるのが実情を知った上で、的確な助言をいただけると思います。
顧問税理士の方が、難色を仮に示された場合、何かの理由があるはずで、聞く耳をもって問いかけていただくと、何らかの懸念が生じている、聞くに値する価値のあるご説明をいただけるものと思われます。

会社の余剰資金の運用であれば、会社名義の口座で運用すべきです。役員個人名義の口座で運用する場合には、会社の資金を個人に貸し付けることになります。その場合には両者間で金銭消費貸借契約書の作成や、適正な金利の授受も必要になり、税務上も面倒な処理が必要になります。また、万一値下がりしたとしても、個人は借りた借入金の元金総額と利子を支払わなければなりません。

会社は役員へ資金を貸す形になりますので、個人口座に資金移動したときには次の処理になります。
(借方)貸付金 *** (貸方)現金預金 ***
従って、資金が必要になって会社に戻す場合には次の処理になります。
(借方)現金預金*** (貸し方)貸付金 ***

本投稿は、2018年05月20日 21時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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