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決算時の法人所有の株式の取り扱いについて

主に株式の受取配当金を収益とする資産管理会社(社会保険料を低く抑えるためのマイクロ法人)の設立を考えております。
法人で保有する株式は、決算時に時価評価が必要だったり、含み益に税金がかかる場合や、会計上と税法上で計算方法に違いがあるなど複雑に思え、正しく処理できるか不安があります。
そこで、保有する株式を決算直前ですべて売却そて損益を確定させ、現金化してしまえば決算が楽になるのではと思いました。
このように、「決算前に保有株式をすべて売却・現金化、決算後に再購入」という操作は問題ないでしょうか。何か不正をしていると疑われるリスクはあるでしょうか。
ご教示いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

税理士の回答

 実際に売却して損益を確定のうえ、その確定した損益に基づいて税務申告を行うのは、ごくまっとうな申告です。証券会社の手数料がかかりますが。

ご回答ありがとうございます。
法人化に向けての1つの懸念に対して安心することができました。
手数料はSBI証券や楽天証券で法人口座を作り、日本株に限定すれば無料になると考えております。
ありがとうございました。

 受取配当を主な収益源とするのであれば、「投資その他の資産」の区分に「投資有価証券」の科目で計上しておけば、期末ごとの時価評価は不要です。
 取り急ぎ、ご参考まで。

追加の情報までご丁寧にありがとうございます。
会計上の決算書類では売買目的有価証券でもその他有価証券でも時価評価が必要とあったため、原価評価できる税法上と計算方法が異なることから、両者間の処理が複雑そうだと思った次第です。
株価値上がりによって利益を出してしまうとマイクロ法人の意味がなく、原価評価できることが理想ですので、法人設立に向けてもっと勉強していきたいと思います。

本投稿は、2024年10月31日 20時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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