会社の経費で車を買う行為について
友人の社長(大阪在住)が、両親(九州在住)に車を買ってあげたそうなのですが、会社の固定資産として購入したと聞きました。
会社で社有車として車を買っているケースは他も多いと思いますが、こういうのは税務調査でも当然指摘されますよね?
友人は会社の事業で使っているというんじゃないかなと思いますが、車が九州にある(多分ナンバープレートも九州エリアの地名?)のに、その説明は無理がありそうだなと私は思い、先日議論になりました。
知見のある税理士の先生に教えていただけると嬉しいです。
税理士の回答
少し事情が異なりますが、過去の国税不服審判所の裁決事例で会社所有の車両を代表取締役が専ら私的に利用していたものとして否認された事例がありますから、所有者が会社でもご記載のように会社の業務に使用していないことが明らかな場合は、税務調査があれば間違いなく否認されるでしょう。
前田先生
ご教示いただき誠に有難うございます!
税務調査で否認されるリスクが高いのに世の中で私的利用っぽい社有車が無くならないのは、「専ら」とは言い切れない(会社の用事でも使うことはある)という理屈なんでしょうかね。
参考にさせていただきます!
指摘されたときに会社の業務に使用しているという立証責任は納税者にある、それだけのことです。
私的利用がなくならないのは各人の考え方によるものなので、わかりません。
本投稿は、2023年03月31日 09時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。