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会社の経費 交際費について

会社経費の計上についての質問です。業種は株式会社の工務店で幽霊役員は2名いますが実質は取締役社長(2代目)とその妻と私とあと1名の実質合計4名の運営です。社長と私の間にはもともと上下関係はなく別会社での仕事のパートナーだったのですが先代社長が亡くなった際に一緒にやろうとのことで、ほぼ経営者同等に進んできましたが、当初先代の借金もあり役員にはならずそのまま数十年経ちました。今回の相談はそのような状況の会社について、会社の立替経費書類のなかに、家族旅行や子供の楽器、家族での外食費等々(名称は打合せ等として誤魔化してありますが)経費計上してありました。問いただすと、個人で会社資金が回らないときに補填してるので、まとまって回収できないから税理士と相談してそうしているとのことでした。それは個人経営の会社としてはしょうがなく悪いことではないのでしょうか?大企業でも出来ることでしょうか?本来ならどうすればいいのでしょうか?お教えいただければと存じます。

税理士の回答

個人(役員)が負担すべき費用を会所が支払ったときは、その役員に対する給与となります。これは会社の大小に関係なく同様の取り扱いになります。従って、会社では損金不算入、個人には源泉税の問題が生じます。
理由はともあれ個人の費用を仮装処理して会社の損金にしているとなりますと、問題は大きくなると思われます(重加算税対象)。税理士と相談してそうしているとは非常に遺憾なことと思います。
宜しくお願いします。

ご回答ありがとうございます。ということは返金分が給与扱いで源泉税の処理もしてあれば問題なく、単純に会社損金として処理していると違法だということで理解してよろしいですね?

ご連絡ありがとうございます。
会社の資金を補填した時には次のような処理をするはずです。
(借方)現金 ××× (貸方)借入金 ×××
従って、その返済をしたということであれば次のような処理になります。
(借方)借入金 ××× (貸方)現金 ×××

上記の処理をしていれば、返金分は給与にもなりませんので源泉税の問題も生じません。
宜しくお願いします。

本投稿は、2016年05月09日 18時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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