専従者給与の計算方法について
夫の会社で専従者として働き始めました。
仕事内容は事務員で、経理も含めた事務全般です。
給料日が近づいてきたのですが、給与をどのように決めたらよいかわかりません。
同業の事務員さんの初任給は、だいたい15万前後のようです。
なので自分も同程度かな?と思っているのですが、月15万というアバウト?な決め方でよいのでしょうか。
病気などで仕事を休んだ日があった場合はどうすればよいのでしょうか。また月によって出勤する日数も変わると思うのですが・・・
会社勤めだと毎月端数まで計算されているようですが、どのようにすればいいのか分かりません。
たとえば、今月で言うと平日(予定出勤日数、盆休み除く)は20日ですが、病気で5日休んだ場合、その5日分は減額していないと、減額していない分については専従者給与として認められないということもあるのでしょうか。
だいたい日額いくらで計算するのでしょうか?
また、専従者給与から天引きするものは、(金額によりますが)所得税だけで大丈夫でしょうか。
また、タイムカードは設置していないのですが、出勤簿は必要ですか?用紙に毎日手書きで出勤時間、退勤時間を書くのでも大丈夫でしょうか。
税理士の回答

中西博明
専従者給与額は、その労務の対価として妥当な金額が必要経費として認められますが、初めて支給する際の目安としては、他人を同様の労務内容で雇った場合、その労務の対価として支払う給与の金額を参考に、所得分散と認定されないような金額を設定してください。
また、病気で休んだときの取扱いですが、原則は他の従業員と同様とすべきだと思いますが、そこは有給扱いするなど、弾力的に考えていただいたらいいと思います。
なお、税金は初年度は所得税だけ源泉徴収すればいいのですが、2年目からは住民税の特別徴収が必要になります。
出勤簿などは特に不要だと思いますが、他の従業員がいれば同じ扱いをされたらいかがですか。
本投稿は、2020年08月17日 00時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。