一つの領収書から用途に分けて仕訳する際の消費税について
個人事業主で今年サロンを開業しました。
帳簿付けや税込経理制度など理解不足のためご教示ください。
販売用と業務用を同時に仕入れをし、領収書が小計に対して消費税がかかっている領収書について、
それぞれ以下のように仕訳しようと思いますが、
販売用→仕入れ
業務用→消耗品費
消費税や送料はどのように仕訳をしたらよいのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
消費税は、販売用、業務用それぞれに分けて認識してください。
送料は税務上保守的に仕入諸掛として、仕入項目に寄せていただくので良いかと思います。
ご回答ありがとうございます。
販売用、業務用の商品それぞれの単価に消費税をかけ直して計上するのでしょうか。
合計金額にかけた消費税と微妙に違ってくるので、悩んでいます。

販売用および業務用の商品を単価ごとに消費税をかけ直すべきかについては、2つの計算方法が考えられます。それは「総額計算」と「積上計算」です。
総額計算
これは、その課税期間中に行ったすべての取引の合計金額から消費税額を計算する方法です。この方法では、すべての取引を一括で計上し、消費税を求めます。これにより、取引ごとの細かい差異を気にせず、全体的な税額を計算できます。
積上計算
こちらは、レシートや請求書等に明示された一つずつの消費税の金額を直接合計して税額を求める方法です。個々の取引情報に基づいて消費税を計算するため、細かなズレを防げますが、その分手間がかかります。
通常、消費税の計算における原則は「総額計算」が推奨されており、一般的にこの方法が用いられます。しかし、業種や取引の内容によっては個別の「積上計算」が有利となる場合もあります(例えば、多くの小口取引をする小売業など)。具体的な状況や必要な正確さによって、どちらを選択するかを決めると良いです。
総額計上という方法があるのですね。
理解できスッキリしました。
ありがとうございました!
本投稿は、2024年12月03日 10時46分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。