実家で開業。ローンがある場合の支払いについて。
初めて投稿させていただきます。
20代半ばになり、開業を決心し実家に戻ることにしました。
自宅の1室をリフォームしてお店として使っていきたいのですが、この場合どのように今後計算していったら良いのか分からず困っております。
アパート住み兼お店の場合、面積の何%使用という形で家賃を経費にする事ができると思うのですが、ローン返済がまだ残っている実家(一軒家)の場合どのように対応したらよろしいでしょうか?
また、光熱費に関してもアドバイス頂けますと幸いです。
宜しくお願いいたします。
税理士の回答
事業に供する割合に応じて、必要経費にされたら良いと考えます。
ご自宅の場合には、家賃ではなく、建物の減価償費を計算して必要経費に計上します。
水道光熱費、固定資産税、ローンの支払利息等も、事業割合で、必要経費にされたら良いと考えます。
まず、お店の床面積を正確に計算して、建物全体の床面積に占める割合を算定します。そして、建物の価格にお店の割合を掛けて次の仕訳(処理)を行います。
・建物 / 事業主借 ×××
更に、リフォーム代についても次の仕訳(処理)を行います。
・建物 / 現金預金 ×××
その上で、店舗部分の建物とリフォーム代の金額を基に減価償却の計算を行って減価償却費を経費に計上します。
アパートと一軒家の一番の違いはこの点になりますが、これらに関してはとても複雑になりますので、専門家に一度相談されるのが宜しいと思います。
光熱費に関しては家事用と店舗用の使用料を合理的に案分して、店舗部分の金額を経費に計上します。その他、固定資産税や火災保険料、借入利息などを上記の床面積の割合で店舗部分の金額を算定して経費に計上します。
お忙しいところご回答いただきありがとうございました。
自分でやってみて分からないところは専門家に一度相談してみたいとおもいます!
自宅の一室で開業する場合には、家事関連費の取り扱いが注意する点になります。
下記サイトの「3」をご参照ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2210.htm
度々、情報をいただきありがとうございます。とても助かりました。
本投稿は、2019年05月18日 01時59分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。