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立法メートルあたりで単価が決まるものの在庫評価

木材を仕入れる際に、㎥当たりの単価で仕入金額が決まります。
例>
10本仕入れる
仕入材積 45㎥ 
単価(@100/㎥)
仕入金額 45㎥×@100=4,500円
在庫は本数で管理しています。
最終仕入原価法を採用すると最終の仕入値になるので10本×@100=1,000となり、
おかしくなってしまいます。
このような場合には、在庫評価方法は総平均や移動平均法を選択すべきでしょうか?

税理士の回答

在庫の管理を本数のみではなく、立米も同時に管理する必要があると思われます。
棚卸時に本数と立米を記録集計し、立米×単価で在庫評価すれば問題ないと考えます。

在庫の評価方法の問題ではなく、在庫の管理方法の問題であると考えられます。
「仕入れる際に、㎡当たりの単価で決まり」との事実に基づき「在庫は本数で管理」とのことで、管理単位が仕入時(㎡)と期末評価時(本数)とで不一致になっていることに起因しています。
一般的にその木材が製材された同一の規格品であれば、1本当たり4.5㎡×@100=450円で10本あるので4,500円と本数管理でうまくいくパターンです(量販店や一般材木商等)。
しかし、その木材が同一の規格品ではなく、各個別に特性を持った木材である場合には本数管理ではうまくいきませんので、仕入時と同様に㎡管理をして期末在庫の㎡×@100としなければ適正な在庫評価にはなりません。また、各個別に特性を持った木材であるとすれば種類を異にする商材として個別に管理する方法も考えられます(特殊な材木商等)。
以上、誤解なきようお願い致します。

本投稿は、2019年05月24日 12時53分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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