税理士ドットコム - [計上]昨年まで出していなかった開業届を今年出す場合の、開業日と昨年までの経費 - 開業届は、実際に事業を開始したときに提出するも...
  1. 税理士ドットコム
  2. 経理・決算
  3. 計上
  4. 昨年まで出していなかった開業届を今年出す場合の、開業日と昨年までの経費

計上

 投稿

昨年まで出していなかった開業届を今年出す場合の、開業日と昨年までの経費

一昨年(2018年)の4月からフリーランスとして個人事業主となり、事業所得として経費等の計算をしつつ一昨年と去年分(2019年分)の白色申告をしてきました。
ただし、開業届を出していなかったため、今年(2020年)提出しようと考えています。

そこでお教えいただきたいのですが

1. 開業日は2020-01-01で良いのでしょうか
というのも、以下の点に引っかかっています。
・昨年から継続的に業務委託をしてくださるお客様がいる状態 +
・昨年までの事業収入から経費を引いた所得を申告している状態 +
・2020-03-07以降の開業届出

2. また、2020-01-01開業日とすることで、2019年以前の事業所得の経費が認められなくなる等はありますでしょうか

3. 昨年分で一括償却として経費の計算を始めたものがあるのですが、こちらは引き続き今年も経費に計上できますでしょうか

1, 2, については以下のように似た質問もある中恐れ入りますが、お教えいただけますと幸いです。
https://www.zeiri4.com/c_4/q_24285/
https://www.zeiri4.com/c_5/c_1021/q_6361/
https://www.zeiri4.com/c_5/q_24148/
https://www.zeiri4.com/c_5/q_15760/
https://www.zeiri4.com/c_5/c_1021/q_14558/

税理士の回答

開業届は、実際に事業を開始したときに提出するものです。
これまでに事業所得で確定申告されているのであれば、税務署は、認知してますから、あえて今から開業届を提出する必要はないと思います。
なお、減価償却費などの計算は、昨年から引き続き計上して差し支えありません。

迅速なご回答をありがとうございます。
・確定申告をこれまでに行っている場合、開業届を出す必要は無い
という選択は全く考えにありませんでしたので、とても勉強になりました。

恐れ入りますが、追加で質問させてください。
今年から屋号を名乗り、屋号での銀行口座も作成しようと考えているのですが、

A. そのために2020-01-01開業で届け出るのも避けた方がよいでしょうか。
(昨年までの経費等が認められなくなる?)

B. それとも今年は屋号を名刺や請求書等で勝手に名乗っておいて、
今年分の確定申告で屋号を記載し、その確定申告書を持って来年に口座開設を行う方がよいでしょうか。

※昨年分(2019年分)の確定申告はすでに行いましたので、屋号の記載ができません。

追加の質問になって申し訳ございませんが、ご指導いただけますと幸いです。

屋号付き銀行口座を開設するには開業届や確定申告書控えが必要になると思いますが、そのために開業届を提出すると税務署から無用な問い合わせがくる可能性があります。
したがって、個人事業であれば登記などは不要ですし、屋号はご自分の意思を持って名乗ればいいので、今年の確定申告書に屋号を記載したものを銀行に提出してください。

簡潔で分かりやすいご説明をありがとうございます。
疑問が解消され、助かりました。
それでは、開業届は提出せず、屋号は名乗りつつも銀行口座の開設は来年まで待ち、3月15日までに青色申告用の書類だけ提出してこようと思います。

本投稿は、2020年03月07日 19時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この税務相談の書き込まれているキーワード

この相談に近い税務相談

計上に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

計上に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
159,364
直近30日 相談数
805
直近30日 税理士回答数
1,475