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税込処理をした場合の金額の誤差に関して

個人事業主として開業し、ハンドメイドで作成した小物をネット販売しています。
初めての青色申告で、10万円控除なので簡易簿記をつけています。

下記の物を材料(仕入)と消耗品に分けて記帳する場合に、1円単位の誤差がでるので対処方法を教えて頂きたいです。

材料A 240円
材料B 288円
材料C 140円
材料D 495円
消耗品A 696円
消耗品B 228円

小計 2087円
外税 208円
合計 2,295円


レシートでは上記のようになっており、小計を元に税の計算をしています。
個人事業主は税込みで記帳すると見たので、それぞれを税込みで計算すると以下のようになり合計金額に誤差が出てしまいます。
(小数点以下は四捨五入で統一しています)


材料A 264円
材料B 317円
材料C 154円
材料D 545円
消耗品A 766円
消耗品B 251円

合計 2,297円


多少の誤差は無視して記帳していけばいいのでしょうか?
また、店によっては四捨五入しているところもあれば切り捨てのところもありますが、こちらは四捨五入で統一しているので、それをずっと継続していけば問題ないでしょうか?

税理士の回答

消費税は、商品1個1個ごとに計算するのではなく、1取引単位を基にして計算します。
したがって、レシート通り、小計を基に消費税の計算し、税込経理を採用するのであれば、売上高も税込金額(上記では、2,295円)で計上することになります。
なお、消費税の計算において、切上げ、切捨て、四捨五入などの端数処理の方法については、任意の方法とすることができます。ただし、継続適用が必要です。

本投稿は、2024年02月13日 04時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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