法人の改装工事の仕訳について
法人の建物の改装工事について質問です。
改装工事を行い、合計600万円支払いました。
内訳は以下の通りです。
・仮設工事・・・100万円
・解体工事・・・100万円
・水道工事・・・100万円
・電気工事・・・100万円
・内装工事・・・100万円
・商品代金・・・200万円(トイレ、エアコン、換気扇など)
まとめて600万円の請求書が届いたのですが、仕訳はどのようになりますか?
固定資産の科目は「建物」「建物付属設備」「内装設備」「電気設備」「水道設備」「器具備品」があります。
商品代金はそれぞれで判定して器具備品と消耗品費に分けたりするのでしょうか・・・
税理士の回答

増井誠剛
改装工事の性質を踏まえて資産計上すべきです。請求書が一括であっても、内容ごとに適切な科目へ按分するのが原則です。例えば、仮設・解体・内装など建物の価値を高める工事部分は「建物」に含めます。水道・電気工事は「建物付属設備」へ振り分けるのが一般的です。また、トイレ・エアコン・換気扇等は独立性や耐用年数を考慮し、器具備品や建物付属設備に区分します。少額であれば消耗品費処理も容認されますが、耐用年数超過使用が見込まれる設備は固定資産計上が妥当です。要は、将来にわたり効果が及ぶ支出は資産計上し、短期使用のものは費用処理とする一貫性ある対応が肝要となります。
先生、ありがとうございました。
本投稿は、2025年09月16日 10時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。