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納品書発行日と納品日について

勤めている会社の事務処理についての質問です。

納品書作成にあたり、納品書の発行日は納品日と同一の日付になりますか?

仕入先から納品書が届くのを待って、客先に納品書を発行する際、納品日に遡って納品書発行日を納品日に合わせて作成するのが一般的なのでしょうか?

納品日は納品日、納品書発行日はあくまで納品書を発行(作成)した日付ではないのですか?

また、受領書にも納品日の記載があり、受領書にサインした日付が記入されています。

税理士の回答

納品書は、実際に商品を納品するときに作成するものですから、基本的には納品書の日付は納品日ということになると思います。
実務的には、売上や仕入は発生主義を採用していますので納品日付で計上することになりますが、この日付が納品日ではないとすれば期間損益が正確に出せないことになります。

納品書発行日は、いつ発行しても、例えば後から発行しても、納品書発行日は納品日になるという事ですね。
それ自体は日付操作には当たらないという事でしょうか。

一般商慣習として、納品書は実際に納品(商品を発送)した日を明らかにする書類です。
しかし、例えば3月決算法人であるA社とB社があるとして、3月31日にA社が商品を発送、B社は翌日4月1日に商品を受領したようなケースでは損益計上時期に齟齬を来すことになりかねないので、予め納品書日付について協議しておく必要がありますね。

なお、この場合は日付操作ということには当たらないと思います。

何度もありがとうございます。
因みに、仕入先から複数納品があり納品日が異なる場合は、最後の納品日が納品書発行日の記載になるという事で宜しいでしょうか。

それは会社同士の決め事ですから、税理士が答えられる問題ではないと思います。答えられるのは何度も言ってるように納品書は納品した事実を明らかにする書類だということです。
後々、税務調査において期間損益の指摘を受ける可能性がありますので、会社の指示に従ってください。

発行日自体が納品日という事であれば、納品書の納品日記入欄は無くても良いのですか?

納品書記入欄を書かなければ、いつ納品したものか分からないのではないですか。
納品書の様式は様々で、納品日を別途書くことになっておればなくてもいいのかもしれません。

何度もありがとうございました。

本投稿は、2019年12月12日 19時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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