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決算時の棚卸し間違い

決算終了後、棚卸の間違いがありました。
仮に中間決算時に原材料200計上したものを決算時には全て使用と廃棄で0にする予定でした。

決算時に在庫0にするために、原材料廃棄が120で使用を80とし在庫0としました。
しかし、決算終了後、原材料10の在庫が見つかり、正しくは廃棄が120で使用が70、在庫が10だと解りました。決算後、貸借対照表の原材料残高と使用分を費用にした金額の間違いに気づいた場合どのように修正すればよいのでしょうか?

税理士の回答

期末棚卸の金額を少なく計上してしまったとの事ですので、売上原価が本来の金額より多く計上されていることになります。
そのため、原則的には修正申告により修正する必要があります。
法人税申告書の別表4の加算項目上、棚卸資産の調整として修正する必要があります。

ご回答ありがとうございます。業績が思わしくなく、赤字決算で修正をしても繰越欠損金の変動のみで納付する税金は均等割のみとなるのですが、このような場合でも修正申告をしなければならないのでしょうか?

そのような場合でも原則、修正申告をしなければなりません。
しかし、棚卸資産の調整が翌期に解消すること及び繰越欠損金の変動のみの修正で税額に影響がないことを考慮すれば、修正しないのも1つのやり方ではあります(勿論金額の多寡にもよりますが…)。

ご回答ありがとうございます。初めての決算だったので大変勉強になりました。

本投稿は、2020年05月18日 19時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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