システム開発会社、受託開発会社の原価管理のやり方について教えてください
システム開発(SIer)、受託開発、人材派遣の中小企業です。
こういった業種での原価管理・個別原価計算、原価差額の処理方法、考え方について、ご教示頂けないでしょうか。
製造業に関するこういった情報は多々ありますが、ソフトウェア受託開発、プロジェクト管理といった業務に関する原価管理についてはほとんど情報がありません。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

原価管理を、発生ごとに個別に管理できているか否かにより、個別原価管理の可否が判断されます。
原価管理システムで管理できるのが理想で、中小のソフト開発会社では個別管理を行っているところが多いと考えています。
原価差額は、一般的に標準原価計算を行っているところが、標準原価総額と実際投入原価総額との差額がある際に計算するものです。その際にも、帰属する作業の原価計算が行われていないと、計算できません。
原価発生の管理をどの様に行っているのか、分析を行う必要があります。
ご回答頂きありがとうございます。
個別の開発プロジェクトは、プロジェクト単位に直接材料費、直接労務費、直接経費といった費用を集計して、プロジェクト毎の売上高に対して、個別の原価管理と損益計算ができていると認識しております。
システム開発のプロジェクトは、原価のほとんどがエンジニアの工数等なので比較的分かりやすいです。
それに対して、標準原価計算の標準原価総額というのをどのように計算すべきなのか理解できません。
製造業(製品)での計算方法は、あちらこちらに参考になる情報がありますが、製品がソフトで受託開発のような形態では、どのように計算するのでしょうか?
参考になるサイトや書籍等がありましたら、ご教授ください。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2022年01月25日 17時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。