個人事業主の開業費はどこまで認められるでしょうか?
以前から回線契約をおり私用で利用していた上で、開業のためにインターネット等を使用して勉強した場合、その期間の部屋の「クーラー代などの電気代」や「インターネットの通信費」、また「書籍代」などは開業費に組み込むことができるでしょうか?
認められる場合、レシートやクレジットカードの明細の画像を保管しておくだけで十分でしょうか?
ソフトなどを使って仕訳もしておいた方がよいでしょうか?
税理士の回答

中西博明
「開業費」は、新たに独立起業する為、開業準備に費やした費用のことで、期間や支出の対象などの正確な許容範囲や定めは特にありませんが、一般的には開業に向けて準備をはじめた時以降の支出をいい、事業開始1年前位までが妥当な期間とされています。

多田信広
開業準備に要した通信費や書籍代などの費用は「開業費」に計上できます。
認められる場合、レシートやクレジットカードの明細の画像を保管しておくだけで十分でしょうか?
支払者、支払いの相手先、内容、金額がわかるようになっていれば、
大丈夫です。
ソフトなどを使って仕訳もしておいた方がよいでしょうか?
実際の仕訳は開業後になりますので、
エクセルなどで出納帳や開業費一覧表を作成されると良いと思います。
よろしくお願いいたします。
回答ありがとうございます。
触れられてないので不安なのですが、クーラー代の電気料金も含めてよいのでしょうか?
部屋が暑いと勉強どころではなかったりするのですが…
また電気料金や通信費は按分して計上すべきなのでしょうか?
だいたいの使用時間をメモしておけばよいのでしょうか?

多田信広
電気料金や通信費は開業準備に要した割合を按分して計上することになります。
使用時間による按分も一つの合理的な方法だと思います。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2020年08月15日 00時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。