「個人事業の一部法人化に伴う償却資産の譲渡価格について」
現在個人事業主(免税事業者)で太陽光発電事業と不動産賃貸業をしております。
この度太陽光発電事業のみを法人化(合同会社でインボイスまでは免税事業者予定)するにあたり、消費税も考慮した譲渡価格をいくらにするべきか不安なので、下記3点についてご教示いただけますと幸いです。
なお、譲渡設備の内容としましては、以下の通りです。
取得価格19,000,000円、償却後簿価11,760,599円。取得から7年4ヵ月経過。
借入金残債11,020,000円(法人への借換えについては金融機関承諾済み)
(質問1)
パターン1:簿価のまま譲渡
パターン2:残債額で譲渡
パターン3:簿価の1/2以上の任意の価格で譲渡
※別に個人事業主での車両売却で短期譲渡益が200,000円程出そうなので(特別控除500,000円控除後)、太陽光発電については、可能であれば簿価以下で譲渡出来ればと考えております。
(質問2)
切りのいい端数処理(例えば1,000円未満切捨て等)での譲渡は可能でしょうか。
(質問3)
いずれの場合も消費税は上記価格の内税、外税どちらになるのでしょうか。
以上、宜しくお願いいたします。
税理士の回答

通常法人への売却となりますと簿価又は適正な時価となりますので、減価償却後の簿価をとることが多いようです。
ただ、法人成りに際しての資産の引き継ぎには、譲渡の他、現物出資や賃貸なども考えられますので、お近くの税理士さんに相談されては如何でしょうか?
早速にご回答いただきありがとうございます。
資産引継ぎについては他の方法も検討した結果、譲渡を予定しています。
譲渡金額は簿価にしようと思いますが、端数処理、消費税内税・外税につきましては、奥谷先生はどのようにお考えでしょうか。お忙しい中恐縮ではございますが、参考までにご教示いただけますと幸いです。
本投稿は、2022年07月06日 18時22分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。