原価の出し方
ハンドメイドで小物を制作しています。
例えば革製品や布製品などで、革の模様や布の柄などは仕入れてみないと状態がわからないものがあります。
きれいに模様や柄の入った部分だけを使うと、同じ長さのものでも作れる個数が違ってきます。
その場合もちろん販売価格は同じですが、原価は違ってくると思います。
繰り返しつくる場合、毎回原価が変わってしまうのですが、こういった場合の原価はどうしておくのがいいのでしょうか。
棚卸の際に計算する場合、平均で何個くらい作れるかなどで考えてもよいのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
原価は商品毎に一つ一つ計算する必要はなく、一年間の総額で考えれば良いと思います。
「期首(年始)の在庫高+年金の仕入金額-期末(年末)の在庫高」
でその年の原価が計算されます。
服部様
回答ありがとうございました。
期末に棚卸をして棚卸表を作るのですが、その際の単価の出し方がよくわかりません。
他にもいろいろ材料があるので、棚卸表を作る必要があると思います。
他の質問で細かい材料もできる限り数えたほうが良いという回答を得ました。
未販売や仕掛品として在庫が残った場合、原単価が出ないと棚卸表の記載ができないと思うので、その際の金額の出し方が知りたいのです。
ご連絡ありがとうございます。
期末棚卸し表を作成するときの原価は、そのものの仕入時の単価を使用します。
従って「仕入時の単価×数量」の計算で算出した価額を期末棚卸し表に記載すれば宜しいと考えます。
服部様
回答ありがとうございました。
私は商品を仕入れているのではないので、状態が仕入れ時のままではない場合があります。
例えば、1メートル1000円の布を買って、5個作れたとします。
2個売れて3個残った場合、棚卸の在庫は3個分です。
この場合の原価は、1個あたり200円の計算で600円になると思うのですが、間違いでしょうか。
最初の質問は、この1メートルで作れる個数が変わることがあるので、原価がその都度変わってしまう場合の処理の仕方についての疑問でした。
ご連絡ありがとうございます。
期末の棚卸が材料の布の状態であればお考えの通りでよいと考えます。
なお、布を加工して商品(製品)として製造された状態で残っている場合には、それは布だけではなく、他の原材料も加わったものになりますので、製造原価を計算して期末在庫の金額をだす必要が有りますのでご留意ください。
服部様
ありがとうございました。
本投稿は、2019年03月14日 22時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。