店舗兼自宅改装費の入力方法について
店舗兼自宅を、約300万円で一部リフォームしました。
改装面積割合は事業:自宅=2:1、事業口座から一旦全額支払い、個人から事業へ約100万円戻しました。
事業支払い分200万円に関しては、『建物』として10年で減価償却と考えておりますが、全体的な取引内容をどのように入力すべきか、知識不足にてご相談させていただきました。
後々、自治体からの改装補助金も受ける予定なので、それも踏まえてご教授いただけますと幸いです。
宜しくお願いいたします。
税理士の回答

店舗改修ですね。
全体的な取引としての入力は質問文の内容から以下の流れを想像しました。
①支払い時
建物200万円 預金300万円
事業主貸100万円
②個人から事業への支払い
預金100万円 事業主貸100万円
また自治体からの改装補助金とは、その自治体の要件・決まりがあると思います。
これは制度の内容によって違うため、返答が難しいです。
自治体から総勘定元帳の提示や、請求書の提示を求められているなら、補助金の要件に合うように作成する、または作成依頼をする必要があります。
自治体の指示内容を教えてもらえれば、要件に合うかは相談にのれると思います。
なお、今回の場合は資本的支出と呼ばれるものです。ただし、この資本的支出に該当するか、また何に分類されるかなどの詳細は改修内容と請求書・見積書などによって判断します。
耐用年数もその分類に応じて計算します。
もう少し内容を教えてもらえると答えれますので、疑問があれば返答ください。
馬場 様
丁寧で分かりやすいご回答、有難うございます。
補助金の資料については、こちらで自治体の請求通り揃えられそうです。
お心遣い感謝いたします。
また、今回の支出がどの分類に属するかや耐用年数について、
①衣装レンタル業を営んでおり、お着替え順番待ちのお客様が居心地良く待てるように、事業用空間を広げました。
②通りがかりの方が何の店舗か分かりやすいよう、窓を設けて内観が見えるようにしました。
改装会社からの請求書は「改修工事一式」の名目で、請求金額一括で書かれておりました。
この内容で、お分かりになることがありましたらご教授ください。
宜しくお願いいたします。

①、②ともに資本的支出として『建物』の計上で良いかと思います。
資本的支出とは、資産の価値を高めるものなので。
もし早く経費に計上したいなら、
請求書の内容を一式ではなく固定資産の分類に合わせて記載してもらえると『建物』で一括ではなく、『建物付属設備』などに分けれるます。これをすると耐用年数が短くなりますので経費計上も早く行えます。こういった細かい部分は顧問税理士に相談することが必要になります。今後の参考までにお伝えしておきますね。
耐用年数については、店舗部分は『建物』を事業用として計上していれば、この建物と同じ耐用年数で償却します。
ご回答有難うございます。
お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。
『建物』計上で良いとのこと、ご教授感謝いたします。
今のところ、小さな事業のため顧問税理士は置いていないので、現状請求書内容のまま『建物』で計上、耐用年数も店舗と同じで処理しようと思います。
乏しい知識と苦手意識で不安でしたが、大変助かりました。
本当に有難うございました。
本投稿は、2022年10月03日 16時37分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。